bitFlyerについて調べていくと
bitFlyerはやめたほうがいい
みたいな情報を目にすることがあるかもしれません。
事実、おすすめできない部分も正直あります。
一方で、bitFlyerにしかない特徴もあります。
ということで今回は、bitFlyerのリアルな部分を余すことなくレビュー。
メリット・デメリットまで詳しくまとめていくので、参考になれば嬉しいです。
bitFlyerは使っちゃダメ?【まずは結論】
結論から言うと、本格的に仮想通貨を取引したい方にはあまりおすすめできません。
その一方で、他の仮想通貨取引所では得られないメリットもいくつかあります。
こららの理由をメリット・デメリットを踏まえながら見ていきましょう。
bitFlyerのデメリット
まずはbitFlyerのデメリットから見ていきます。
取引所で買える仮想通貨が限られている
日本の仮想通貨取引所には、「販売所形式」と「取引所形式」の2つの取引形式があります。
違いを簡単にまとめるとこんな感じです↓
取引所形式 | 販売所形式 | |
---|---|---|
スプレッド (実質の手数料) | 小さい (安い) | 大きい (高い) |
取引相手 | 市場にいる買い手(売り手) | 仮想通貨取引所 |
取引難易度 | 慣れるまで難し目 | 簡単 |
やり方が簡単で手数料が高いのが「販売所」、やり方が難し目で手数料が安いのが「取引所」です。
手数料を抑えたければ取引所を使う必要があるのですが、bitFlyerでは取引所で扱っている通貨がビットコインしかありません。
(bitFlyer Lightningというトレーダー向けツールを使えばイーサも取引できます)
なので、bitFlyerを使うと基本的には販売所での取引しかできなく、手数料が多くかかってしまいます。
ここがbitFlyerの大きなデメリットですね。
取扱通貨数が最大ではない
bitFlyerで扱っている仮想通貨は15種類です。
これは国内の仮想通貨取引所の中では最大ではありません。
最大はGMOコインの21種類なので、比べると少なめです。
と言っても、ビットコインコインやイーサリアムなどの主要通貨は扱いがあるので、マイナーなコインを扱う予定がなければ、そこまで大きな問題ではないですね。
各取引所の取扱通貨は、仮想通貨取引所の比較記事にまとめています。

各種手数料がかかる
bitFlyerは、
- 売買手数料
- 送付手数料
- 入出金手数料
など、様々な手数料がかかります。
公式サイトによると、販売所の売買手数料は無料となっていますが、実際はスプレッドによって実質の手数料(買った時点でマイナスになる)がかかってきます。
送付手数料や入出金手数料も、一部の通貨や銀行では無料になりますが、基本的には手数料が発生します。
なので、手数料をかけたくない方は他の仮想通貨取引所を使っていきましょう。

各仮想通貨取引所の手数料はこちらの記事にまとめています↓

bitFlyerのメリット
ここからはbitFlyerメリットを見ていきましょう。
仮想通貨の積み立てができる
bitFlyerでは、仮想通貨を積み立てることができます。
積み立てができる仮想通貨取引所は他にもいくつかありますが、bitFlyerは
- 1円単位
- 最短翌日から
- 頻度:毎日・毎週・毎月1回・毎月2回
といった特徴があります。
他の仮想通貨取引所の積み立てでは、
- 設定してから積み立て開始までに1か月くらいかかる
- 最低積み立て金額が10,000円〜
などと制限があるところもあります。
以上の観点から、柔軟性が高く仮想通貨の積み立てができるのが、bitFlyerのおおきなメリットです。

仮想通貨が貯まるクレジットカードを作れる
bitFlyerには、bitFlyerクレカという仮想通貨が貯まるクレジットカードがあります。
bitFlyerクレカは、bitFlyerの口座を持っている方だけが作れる限定のクレジットカードで、普段の買い物やビジネスの決済などで自動的にビットコインが貯まります。
一般的なクレジットカードだと、貯まるのはポイントで、有効期限があったり使える場所が限られてますよね。
対してbitFlyerクレカで貯まるのはビットコインなので、有効期限はなく、ほかの仮想通貨や日本円に換金することもできます。
この汎用性の高さがbitFlyerクレカの大きなメリットですね。
詳しいbitFlyerクレカの作り方はこちらにまとめています↓


ビットコインで買い物ができる
bitFlyerのサイト内には、ビットコインで買い物ができるメニューがあります。
例えば、ビックカメラのような有名な店舗で、ビットコインを使って買い物ができます。
他にもいくつか店舗があるので、ビットコインで買い物をしたい方にもbitFlyerはおすすめです。
Braveと連携で仮想通貨BATが手に入る
bitFlyerはBraveというWebブラウザと連携しています。
Braveは広告が出ない新しいタイプのブラウザで、検索するときに使うだけで仮想通貨BATが手に入ります。
Brave上で貯まったBATは、事前にbitFlyerとBraveを連携させておくことで、bitFlyerで受け取ることができます。

bitFlyer Lightningがかっこいい

最後は個人的な好みなので、メリットとは違うかもですが、bitFlyerには、bitFlyer Lightningという本格的に仮想通貨の取引をしたいトレーダー向けのツールが用意されています。
このツールのデザインや色味がおしゃれな感じなのと、取引が成立すると「ジャン」「チャリーン」みたいな音がするのが、なんかカッコいいんですよね笑
あとは簡易的なチャットツールも付いてるので、トレーダー同士でちょっとしたやりとりもできます。
ちなみにbitFlyer Lightningでは
- 現物
- FX
- Futures(先物)
の3つが用意されています。
様々なやり方で仮想通貨を取引できるので、本格的にトレードしたい方にもおすすめです。
bitFlyerが向いている人は?
ということで最後に、bitFlyerがおすすめの人をまとめておきます。
- 仮想通貨の積み立てをしたい
- クレカで仮想通貨を貯めたい
- 本格的な取引ツールを使いたい
- 仮想通貨BATを貯めたい
- 手数料はそこまで気にならない
bitFlyerは、コツコツ仮想通貨を貯めていきたい人向きですね。
特に積み立ての設定が柔軟なので、仮想通貨を積み立てしたい人には特におすすめです。
逆に
- 無駄な手数料をかけたくない
- 取引所メインで仮想通貨を取引したい
といった方は、GMOコインやbitbankなど他の仮想通貨取引所を使うのをおすすめします。
