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仮想通貨取引所って数が多いので、どれを使えばいいかよくわからないですよね。
で、情報収集力が感度が高い方だと、
Coincheckは使わないほうがいい
みたいな声を聞いたことがあると思います。
ということで今回は、Coincheckを含めて10社以上の仮想通貨取引所を使った経験がある僕が、Coincheckのリアルな実態をまとめていきます。
他の仮想通貨取引所と比較したデメリットやメリットを含めて書いていくので、参考にしてみてください。
Coincheckは使っちゃダメ?【まずは結論】
まず結論から言うと、Coincheckは、仮想通貨をこれから始めようと思っている初心者には優しい(使いやすい)取引所です。
一方で、手数料をできるだけ抑えたい方にはおすすめできません。
この理由を、メリット・デメリットを見ながら掘り下げていきます。
Coincheckのデメリット
まずCoincheckのデメリットから見ていきましょう。
取引所で仮想通貨を買いづらい
日本の仮想通貨取引所には、仮想通貨を取引する際に「取引所」と「販売所」の2つの取引があります。
両者の詳しい違いは、仮想通貨取引所の販売所と取引所の違いの記事にまとめていますが、ざっくり書くとこんな違いがあります↓
取引所形式 | 販売所形式 | |
---|---|---|
スプレッド (実質の手数料) | 小さい (安い) | 大きい (高い) |
取引相手 | 市場にいる買い手(売り手) | 仮想通貨取引所 |
取引難易度 | 慣れるまで難し目 | 簡単 |
つまり、取引所形式で取引をしたほうが無駄な手数料を抑えて、仮想通貨を購入できるということですね。
ただ、Coincheckはおもに初心者に優しい取引所ということもあり、取引が簡単な販売所での取引が前面に押し出されています。
なので、取引所形式の取引はスマホアプリではできなかったり、取引できる通貨が限られていたりします。
例えば、NFTを買うときなどに使うイーサリアムは販売所形式でしか取り扱われていません。
なので、販売所で取引をしてしまうと無駄な手数料がかかってしまうことになります。
ここがCoincheckの大きなデメリットですね。

取扱通貨数が最大ではない
Coincheckの取扱通貨数は、国内の仮想通貨取引所の中では最大ではありません。
最も取扱の多い仮想通貨取引所がGMOコインの19種類なのに対して、Coincheckは17種類です。
なので、色々な通貨を取引したい方は、Coincheck以外の取引所を使ったほうがいいかもしれません。
ただ、Coincheckでもビットコインやイーサリアムなど主要な通貨の取扱はあるので、そこまで大きな不便はないですね。
詳しい取扱通貨を知りたい方は、仮想通貨取引所の比較記事を参考にしてみてください↓

各種手数料がかかる
Coincheckでは、仮想通貨や日本円を扱うときに以下のような各種手数料がかかります。
- 送金手数料
- 入金手数料
- 出金手数料
仮想通貨取引所の中には、GMOコインのように入出金時も送金時も手数料がかからない取引所もあります。

そのような取引所に比べると、手数料がかかってしまうのはネックですよね。
なので、無駄な手数料を払いたくない方にはCoincheckはあまりおすすめできません。
詳しい仮想通貨取引所の手数料はこちらの記事↓にまとめています。

Coincheckのメリット
Coincheckのメリットはこちらです。
初心者でも仮想通貨を買いやすい
Coincheckは、仮想通貨を触ったことがない初心者にも優しい仮想通貨取引所です。

特にスマホアプリが使いやすく、ボタン1つで簡単に仮想通貨を購入できます。
なので、難しいことが苦手な方には特におすすめです。
ここでしか取扱がない仮想通貨がある
Coincheckには、他の仮想通貨取引所にはない仮想通貨の取り扱いがあります。
例えば、PLT(パレットトークン)は、国内ではCoincheckでしか取扱がありません。
PLTは、ELF MastersのようなPlay To Earnゲーム(NFTゲーム)で扱われる仮想通貨です。

なので、CoincheckはこのようなNFTゲームをやりたい方にも向いてますね。
NFTを買える
Coincheckには、Coincheck NFTというNFTが買えるマーケットプレイスがあります。
Coincheck NFTを使えば、誰でも簡単にNFTを入手できます。
OpenSeaのような世界規模のNFTマーケットプレイスに比べると規模は小さいですが、通常NFTを買うときにかかってくるガス代(手数料)がかかりません。
他にも
- Coincheckで取扱のある仮想通貨でNFTを買える
- 外部ウォレットに送金するなど難しい手順がない
などのメリットもあるので、NFTを初めて買いたいといった方にも、使いやすいですね。

積み立てができる
仮想通貨の積み立てができるのもCoincheckの特徴のひとつです。
毎月コツコツ仮想通貨を積み立てていきたい方にはぴったりですね。
ちなみに、積み立てができる仮想通貨取引所の中で、銀行口座から直接引き落として積み立てできるのはCoincheckだけです。
他の取引所だと、積み立てに必要な日本円を入金する毎回必要があるので、ちょっと面倒です。
なので、一回の設定で放置で積み立ててくれるCoincheckは楽ですね。

電気・ガスの支払いでビットコインが貯まる
あまり知られていないですが、Coincheckには
- Coincheckでんき
- Coincheckガス
という電気とガスのサービスがあります。
両方ともサービスを使えば、自動的にビットコインが貯まります。
一般的な電気やガスのサービスだと、特に還元がないというか、あるとしてもポイントが貯まるくらいですよね。
ポイントだと有効期限があったり日本円には交換できなかったり、汎用性が低いと思うので、それに比べると
- 利用期限がない
- 様々な通貨に交換できる
- 価値が上がる可能性がある
ビットコインが貯まるというのは、大きなメリットかもしれないですね。

Coincheckが向いている人は?
ここまで書いたことを踏まえて、Coincheckを使うのが向いている人はこんな方です↓
- 仮想通貨を触ったことがない
- 手数料より使いやすさが大事
- NFTを触ってみたい
- コツコツ仮想通貨を貯めていきたい
- 電気・ガスの利用でビットコインが欲しい
Coincheckは、基本的には仮想通貨初心者向けですね。
それ以外で、
- 本格的に仮想通貨取引をしたい
- 無駄な手数料はかけたくない
といった方は、GMOコインやbitbankなどの他の仮想通貨取引所を使うのをおすすめします。
