最近の「ブログ記事がインデックスされない」問題、けっこうきついですよね。
サチコから、何度「URL検査→インデックス登録を申請リクエスト(フェッチ)」しても、放置して数ヶ月、半年経ってもインデックスされない記事はほぼ永遠とインデックスされません。
1,2年くらい前までは、サチコからインデックス登録申請(URL検査・フェッチ)をすれば、早くて数分〜遅くても数日以内にはインデックスされていました。
(しっかり書いている高品質な記事であることは大前提です)
ところがここ最近になって、インデックスされない問題が体感的にも、Twitterの声を見てもかなり加速しているように思います。
これはGoogleを使わせてもらっているので、なんとも言い難いことではあるのですが、ブログを頑張っている僕らからすると、だいぶ深刻ですよね。。
ということで、今回はブログ記事のインデックスされない問題の原因や解決策について色々書いていこうと思います。
一応、裏技というかほぼ確実に即日インデックスさせる方法も紹介するので、気になる方はスクロールしていってください。
ブログ記事がインデックスされない原因は?
そもそもブログ記事がインデックスされない原因は何なのでしょうか?
原因は色々あると推測されますが、例えばこんなものがあるかなーと思います。
- 記事の質が高くない(低品質コンテンツ)
- 新規ドメインでブログを始めたて
- ドメインパワーが弱い
- 個人ブログ
- サイトマップを送れていない
- 記事が孤立している(内部リンクがない)
- SNSからの流入がない
- 完全SEOだけで勝負している
- 超激戦ジャンルで競合が多すぎる
- コピペしてる
- 同じような記事を作ってしまっている
- YMYLに飛び込んでいる
- E-A-Tが弱い
- 中古ドメインでペナルティを食らっている
色々書きましたが、SEOは総合力勝負で、インデックスの仕組みはGoogleのブラックボックスの中なので、正直なにが正解かはわかりません。
ただ、一つ言えることがあるとすれば、「インデックスされていない」ということは、Googleさんから「インデックスするに値しない」と認定されているということです。
なので、理想的で教科書的な答えを提示するとすると
「インデックスするに値する高品質な記事をつくる」
というのが、僕たち個人ブロガーができる一つの答えかと思います。
ですが、こんな回答は求めてないですよね。
「本当に全力で丹精込めて誰にも負けないレベルの高品質な記事つくってる」
といった方も多いと思います。
なので、これからインデックスされないときの具体的な対処法・テクニックをまとめていきます。
ブログ記事がインデックスされないときの対処法【6つ】
ブログ記事がインデックスされないときの対処法を6つ挙げました。
Googleがブログ記事(URL)を発見する方法は以下3つなので
- サイトマップ経由
- 内部リンク経由
- Google Search Consoleのインデックス登録リクエストの指令
上記の①〜③は、基本すべて必ずやっておきましょう。
その上で
「どんな方法でもいいから、とにかく今すぐインデックスさせたい!」
という方は⑤か⑥を試してみてください。
① サイトマップを送信する
サイトマップを送信していない方は、設定しておきましょう。
やり方は、ワードプレスでプラグイン『XML Sitemap』を導入して、サーチコンソールの「サイトマップ」→「新しいサイトマップの追加」からサイトマップの送信をしておけばOKです。
② 内部リンクを使う
インデックスさせたい記事がブログ内で孤立していると、Googleから発見されづらいです。
なので、他の関連性の高い記事から内部リンクを送るようにしましょう。
内部リンクを設置することで、Googleが記事の存在を発見して、インデックスされる可能性が高まります。
もちろん、記事を発見してほしいからという理由で、無理やり色々な記事にリンクを入れるのはまた違う話なので、しっかり関連性がある(クリックされうる)内部リンクにするようにしましょう。
③ Google Search Consoleでインデックス登録をリクエストする
記事を作成・更新したら、Googleサーチコンソールからインデックス登録をリクエストしましょう。
やり方は、サーチコンソールの「URL検査」→「上の検索窓にURLを入れる」→「インデックス登録をリクエスト」という流れです。

リクエストすることで、Googleにインデックスするように促すことができます。
ただ、あくまでリクエストなので、リクエストしたからといって、必ずしもインデックスされるわけではありません。
数年前くらい前までは、これをやれば早い時だと数分後くらいインデックスされたのですが、最近はかなり厳しくなってきていますね。
とは言え、やらないよりはましなので、記事を公開・更新したらやっておきましょう。
④ テクニックを使う
インデックス登録を促進できるテクニック系です。
- パーマリンクを変更する
- プラグイン『WebSub(旧:PubSubHubbub)』を利用する
パーマリンクは、ブログ記事のURLの部分ですね。
個人的にはそこまで効果を実感できていないですが、Twitterでは実際に効果が出ている方もいるみたいです。
『WebSub』のプラグインは、ブログ記事を投稿・更新したことをGoogleに通知してくれるプラグインです。
これも効果的にはあまり大きくないですが、試してみたい方は導入してみてください。
⑤ Indexing APIを使う【非推奨だけど効果あり①】
たぶん多くの人が求めている速攻性のある方法がこの『Indexing API』を使う方法です。
最終手段というか裏技その①です。
僕もこの記事↓を見て実際にやってみたのですが、
>> インデックスを早めるIndexing APIの使い方・導入方法
新しい記事を作って半年以上、全くインデックスされなかった記事が、『Indexing API』を使ったら2時間後くらいににインデックス登録されました。

「12月24日10:00」に『Indexing API』を実行。
この時点でのカバレッジのステータスは「検出-インデックス未登録」。

「12月24日10:09」にステータスが「クロール済み-インデックス未登録」に。

『Indexing API』を実行してから2時間後くらいの「12月24日12:12」に、インデックスが登録されました。
で、実際に検索結果を見てみたら、SEO1ページ目に入っていました。
なので、インデックスされていなかったのは、記事の質が悪かったというより、単に「クローラーが回ってきてなかった」というのが原因のように思いました。
このへんのアルゴリズムが謎です…
なので、しっかり効果があります。
ただ、『Indexing API』のそもそもの使い方が「求人の投稿」か「ライブストリームの構造化データ」専用で、Googleには推奨されていない方法です。
今のところTwitterの投稿を見る限り、ペナルティを食らっている人もほとんどいなそうですが、Google非推奨なので、将来的に何が起こるかはわかりません。
なので、もしやる方は自己責任でお願いします…!
⑥ IndexMeNowを使う【非推奨だけど効果あり②】
これも非推奨の方法ですが、『IndexMeNow』というツールを使うのも一つの手です。
有料でお金がかかりますが、サイトによると
- 24時間以内に80%
- 24時間後までに90%
- 48時間後までに95%
- 残りの5%は最大10日間以内
にほぼ確実にインデックスをしてくれるようです。
10日後にインデックスされない場合は、自動的に返金されるとのこと。
僕は使ったことがないので本当のところはわからないのですが、Twitterを見ていると「インデックスされた!」という声がけっこうあったので、効果はありそうです。
ただ、いまいち仕組みが不明で、使ってインデックスされたとしても、Googleにスパム認定されてインデックス解除・除外される可能性あるかもしれません。
なので、もし使う場合は、飛んでもいいサイトか、自己責任で使っていきましょう!
ブログ記事がインデックスされないときの大前提&考え方
ここからは、ブログ記事がインデックスされないときの大前提や考え方をまとめていきます。
本当に心を込めてどの記事にも負けない高品質な記事をつくる
もうこれは言うまでもないと思いますが、自分ができる限りの高品質な記事をつくってください。
正直、今はもう個人では戦えないレベルで大企業・法人が相当な力を入れて記事を作り込んできているので、普通に頑張ったくらいのレベルでは、勝ち目がありません。
例えば、よくある「SEOで上位10位にきてる記事の見出しを参考に書く」みたいな手法だと、似たような記事ができてしまう可能性が高いです。
Googleさんも同じような記事を上位に置いておく意味がない(ユーザーにとっても価値が低い)と思っていると思うので、低品質な記事だとインデックスされづらいかと思います。
なので「記事をインデックスさせる」という目的においては、他記事を真似て記事をつくるのはあまりおすすめしません。
できれば、誰のどの記事も見ずに完全オリジナルで書くのがベストですね。
E-A-Tを高める・被リンクを獲得する→ドメインパワー上げる
高品質な記事を作ることに並行して、外部施策として被リンクの獲得や、E-A-T(Expertise専門性・Authoritativeness権威性・Trustworthiness信頼性)を高められるような施策を行っていけるとよりいいですね。
特に最近はE-A-T要素がSEOにかなり影響があると思うので、その辺を意識してブログ運営をしていけると、Googleさんが
→ E-A-Tが高いブログだな
→ てことは、そのブログにある記事は価値高そうだな
→ 新しい記事もインデックスさせてもいいかな(ユーザーの役に立ちそうだな)
みたいな感じでインデックスされる可能性が高まりやすいと思います。
被リンク獲得方法やE-A-Tの高め方などについては、ここで書くと長くなりすぎるので、色々調べながらやってみてください。(丸投げすみません)
誰もやっていないジャンル・キーワード・切り口から記事を書く
3つ目は「視点を変えてみよう」ということですね。
シンプルに
- 誰も書いてないキーワード
- 新しい視点・ジャンル
- まだない切り口
などから記事を書けば、ほぼほぼインデックスされます。
というか、まだない・誰も書いていないということは、Googleさんも「その記事をインデックスするしかない」という判断になるということですね。
ダイヤモンドと同じようなもので、レアな(数が少ない)ものは価値があるというのは真実なので、とにかく希少性が高くなるような記事を書いていくと、かなり高い確率でインデックスされます。
気になる方は実験的な感じで、自分で作った言葉(キーワード)や、誰も書いてない内容で記事をつくってみるといいですよー
普通にインデックスされるので。(その分流入はないので注意?です)
まとめ→ブログ記事がインデックスされないとモチベ下がるけど諦めず頑張ろう
最後にもう一回「ブログ記事がインデックスされないときの対処法」をまとめておきます。
もしやってないものがあれば試してみてください。
これでもインデックスさせるのが難しそうなら、純粋にSEOだけで戦うのは諦めて、別の方法を使ったほうが正直早いです。
たぶんこの記事を読んでいる方は、「趣味でブログをやっている」というよりは「お金を稼ぐ目的でブログをやっている」という方がほとんどだと思います。
なので、ブログで成果を出すためにSNSから流入を見込んだり、SNSをメインにアフィリエイトをするなど考えるのもいいかもしれません。
それか極端なことを言うと、ブログ以外の収入を得る手段を試してみるというのもアリかなーと思います。
とはいえ、これは極論なので、聞き流し程度でOKです。
僕も基本SEOだけでやっているので、一緒に頑張っていきましょう!