2020年代に入ってから、Axie Infinityを代表としてPlay To Earn(M2E)ゲームが流行ってきてますよね。
さらに2022年からは、STEPNを始めとするMove To Earn(M2E)ゲームの波が爆発的に来ています。
この波に乗って多くの方がP2E・M2Eゲームに参入するようになりました。
そして今後はWeb3.0やNFTなどの普及も相まって、この流れはさらに加速していくように思います。
こうなると色んな人が色んなことを言うようになってきます。
- 「P2E・M2Eゲームは危ない」
- 「絶対にやってはいけない、規制すべきだ」
- 「ポンジスキームだ」
などなど。
たしかにこういった側面はあると思います。
ですが、その反面
- 「ゲームを純粋に楽しんでいる」
- 「運動習慣が身についた」
- 「新しい人との繋がりができた」
など様々な恩恵を受けている人もいると思うので、一概に「P2E・M2Eゲームは悪いもの」と決めつけてしまうのは微妙かなと思います。
とはいえ、リスクがあるのは事実なので、今回はこれからP2E・M2Eゲームを始めようと思っている方が注意しておきたいことをまとめていきます。
1.あくまで投資と考える
まず大前提として、P2E・M2Eゲームは投資の1つと考えておくといいですね。
というのも、P2E・M2Eゲームをプレイして手に入るお金は仮想通貨です。
仮想通貨は価格が日々変動していて、その変動幅は法定通貨や株などと比べようにならないくらい大きいです。
一夜にして数10%価格が暴落する、なんてことも少なくありません。

実際に1番有名なP2EゲームのAxie Infinityのトークン(仮想通貨)SLPは、一時期はある程度の水準を保っていましたが、ある時を境に徐々に価格が落ちて、今では10分の1以上低くなってしまいました。
つまり、月に稼げる金額が
- 価格暴落前:10万円
- 価格暴落後:1万円
みたいになったということですね。
P2E・M2Eゲームを始めるためには、ある程度の初期費用が必要なので、仮に上の水準で10万円使っていたらマイナス9万円になってしまいます。
回収したいなら10か月必要になります。
ただ、一度下がった価格が元に戻る可能性はかなり低いので、続けたからと言って必ずしも回収できるとは限りません。
ということで、数日前まで稼げていたものが、明日からは全然稼げなくなる可能性があるのが、P2E・M2Eゲームの世界です。
とにかく流行り廃りのスピードが速いです。
なので、P2E・M2Eゲームをやる場合は、このようなリスクがあることを踏まえた上で、「あくまで投資だ」と思って余剰資金でやっていきましょう。
2.税金を払えるように蓄えておく
P2E・M2Eゲームで稼げるお金は仮想通貨です。
仮想通貨で稼いだお金は日本の税制で言うと雑所得になり、最大で55%の税金が発生します。
(詳しくは税金に関するサイトや税理士さんに聞いてみてください!)
例えば、P2E・M2Eゲームで100万円稼いだら、最大で55万円が税金として払う必要があります。
かなり高いですよね。。
なので、P2E・M2Eゲームで稼いだ額を全部使ってしまったら、翌年に「税金が払えない…」みたいになる可能性もあります。
ということで、P2E・M2Eゲームで稼いだお金は全部使わないで、少なくとも半分は残しておくようにしておきましょう。
3.詐欺に注意する
P2E・M2Eゲーム、仮想通貨の世界は本当に詐欺の巣窟です。
なんでかと言うと「楽して稼ぎたい!」という方が、仮想通貨の世界には多いからだと思います。
そういった思考停止で
「とにかく今すぐにでもお金がほしい」
みたいな人は詐欺に引っかかりやすいので、詐欺師はガンガンにアプローチをかけてきます。
例えば
- 「〇〇円相当の仮想通貨をエアドロ」
- 「フォロー&リツイートでNFTを無料配布」
- 「LINE登録で〇〇倍になる銘柄教えます」
- 「おめでとうございます!当選しました」
- 「あなただけに安くプレゼントします!」
みたいな甘い話を引っ掛けて、SNSでキャンペーンをしたり、DMで送ってきたりします。
特に仮想通貨界隈だと
「NFT送るからウォレットのシードフレーズ(秘密鍵)教えて」
みたいなDMが来たら要注意です。
シードフレーズを渡してしまうと、ウォレットを開けるようになるので、渡した時点でウォレットにある仮想通貨を全部抜き取られます。
(リアル世界で財布やクレカ、通帳などが盗まれるのと同じです)

という感じで、こういう甘い話には絶対に乗ってはいけません。
もしかしたら中には詐欺じゃない本当のものもあるかもしれないですが、極少数です。
この世界に甘い話は1ミリもありません。
これは鉄則です。
とにかく
「DMは全部詐欺!甘いキャンペーンは要注意!」
くらいの思考でいきましょう。
あとは
- 一流には一流の詐欺師がつく
- 二流には二流の詐欺師がつく
- 三流には三流の詐欺師がつく
みたいな言葉もあるので、最後にいちおうシェアしておきます。