今回は仮想通貨のステーキングについてまとめていきます。
ステーキングをすると、仮想通貨を持っているだけでお金を増やせるので、興味がある方はこの記事を参考に始めていきましょう。
ステーキングとは?
ステーキングとは、仮想通貨を保有するだけで報酬が手に入る仕組みです。
staking(賭ける)という言葉から由来しています。
わかりやすいところで言うと、
- 銀行の預金でもらえる利息
- 株式の配当
みたいなイメージですね。
仮想通貨を持っているだけでOKなので、特に難しい手続きなどもなく簡単に始められます。
ステーキングのメリット
ステーキングのメリットは、何と言っても、仮想通貨を保有しているだけで報酬が得られることですね。
例えば、ビットコインをステーキングする場合、
- 1BTC = 500万円
- APR:3%(年間の利回り)
だとすると、年間で15万円の報酬が手に入ります。
APRは時期や取引所によっても違いますが、比較的高い水準であることが多いです。
数%とかはザラで、中には10%〜20%以上のものも少なくありません。
もちろんその分リスクはありますが、日本の銀行の金利(0.001%くらい)と比べると圧倒的に高いです。
なので、銀行に預金をしているより、仮想通貨でステーキングをしたほうが高い恩恵を得られる可能性があります。
ステーキングのデメリット・リスク
ステーキングのリスクは、シンプルに
- 仮想通貨の価格低下
ですね。
ステーキングをすると報酬が得られますが、仮想通貨の価格自体が落ちてしまうと、その分利益は目減りしてしまいます。
例えば、ビットコインをステーキングした際
- 1BTC = 500万円
- APR:3%(年間の金利)
だとします。
このとき1BTC持ってたとすると、年間で15万円の利息が手に入りますが、ビットコインの価格が400万円に下がったら、シンプルに100万円のマイナスになってしまいます。
つまり、もらえる利息に対して、ビットコイン価格低下によるマイナスのほうが大きくなるということですね。
となると、ステーキングのためにビットコインを買わないで、普通に円で持っていたほうがよかった…みたいな状態になります。
こういったリスクを把握した上で、ステーキングをやっていきましょう。
ステーキングのやり方【3ステップ】
ステーキングはこちらの手順でスタートできます。
順番に見ていきましょう。
① 仮想通貨取引所の口座をつくる
ステーキングを始めるには、まず仮想通貨取引所の口座が必要になります。
日本国内でステーキングができる仮想通貨取引所は1つだけです↓
他の取引所はステーキングに対応していないので、ステーキングをやりたい方はGMOコインで始めてみましょう。
ちなみに海外の仮想通貨取引所では、国内では取り扱っていない数10〜100種類以上の通貨でステーキングができます。
豊富な通貨から選んでステーキングをしたい方は海外の仮想通貨取引所を使っていきましょう。
② 仮想通貨を購入する
仮想通貨取引所の口座を準備できたら、ステーキングに対応している仮想通貨を買っていきましょう。
GMOコインの場合は
- テゾス(XTZ)
- シンボル(XYM)
の2つの通貨がステーキングに対応しているので、どちらかを選んでやっていきましょう。

GMOコインの場合は、仮想通貨を買うだけでステーキング報酬を受け取れるので、他に特別な手続きはしなくてOKです。
海外の仮想通貨取引所を使う場合は、③に進んでステーキングをしていきましょう。
③ ステーキングする
海外の仮想通貨取引所を使う場合は、仮想通貨を買ってからステーキングの手続きをする必要があります。
と言っても、特に難しい手順などはなく、ステーキングの画面から「ステーキングする」などのボタンを押すだけで簡単に始められます。

Binanceの場合は、この画面からステーキングしたい通貨を選んで「今すぐステーク」を押すとステーキングできます。

Bybitの場合は、このページから通貨を選んで「ステーキングする」ボタンを押すとステーキングを始められます。