【保存版】『ひらがな』にしたほうが読みやすい漢字・言葉【開く・閉じる】

記事内に広告が含まれる場合があります】

文章を書いていると

  • 「ひらがなにしようか」
  • 「漢字にしようか」

迷うことってないですか?

文章の印象って、ひらがなにするか漢字にするかで、けっこう変わってくるんですよね。

もちろんお硬めの媒体に書く文章なら漢字を多めに使ってもいいと思います。

ですが、Webメディアやブログなどの文章は、ひらがなと漢字を使い分けて、できるだけ柔らかくしたほうが読みやすいはず。

ということで、今回はこれまで100名以上のライターさんとやりとりをしてきた僕が、

『ひらがなにしたほうが読みやすい漢字(言葉)』(=漢字の「開く」「閉じる」)

について、まるっとまとめていきます!

これで、ひらがなと漢字の使い分けに悩むことはなくなりますよー

ひらがなにしたほうが読みやすい漢字【超あるある編】

はじめに、漢字にしちゃう人(特にライティング初心者)がめちゃくちゃ多い言葉からまとめていきます。

漢字ひらがな文章例
〜する事〜すること◯趣味は漫画を読むことです。
△趣味は漫画を読む事です。
〜時〜とき◯時間があるときにやっといて!
△時間がある時にやっといて!
※迷ったらひらがな。明確に時間を示すときは漢字
〜出来る〜できる◯料理出来る?
△料理できる?
〜の為〜のため◯時間がなかったため、終わらなかった
△時間がなかった為、終わらなかった
※参考:”為”は固い印象があるので、”ので”のほうがベター。
〜の方〜のほう◯早く食べたほうがいい
△早く食べた方がいい
〜と言う〜という◯猫にクロという名前をつけた
△猫にクロと言う名前をつけた
〜する様〜するよう◯かっこつけているようだ
△かっこつけている様だ

ここに載せた言葉は、漢字だとちょっと違和感があるというか、文章がすごくかたい印象を受けます。

ライティング初心者は、まずこれ↑を意識していきましょう!

ひらがなにしたほうが読みやすい漢字【お堅い人に多い編】

次に、お堅い人が使いがちな言葉をまとめます。

漢字ひらがな文章例
有るある◯私ではありません
△私では有りません
無いない◯SNSやってない
△SNSやって無い
〜して行く〜していく◯頑張っていきたい
△頑張って行きたい
分かるわかる◯何言っているかわからない
△何言っているか分からない
また◯また、和食も好きです。
△又、和食も好きです。

ここにのせた言葉を漢字で使うと、相当かたい文章になるので、基本的にはひらがなにしていきましょう!

ひらがなにしたほうが読みやすい漢字【使い分けたい編】

最後に、「人によるけど、個人的にはひらがなにしたほうがいいなー」という言葉をまとめます。

漢字ひらがな文章例
〜すると良い〜するといい◯早くやったほうがいいよ!
△早くやったほうが良いよ!
〜下さいください◯試してみてください
△試してみて下さい
〜して頂く〜していただく◯連絡していただく
△連絡して頂く
〜して欲しい〜してほしい◯言って欲しかった
△言ってほしかった

ここに載せた言葉は、基本的にひらがなでいいかなと思いますが

  • 「ひらがな」が続きすぎるとき
  • 「漢字」が続きすぎるとき
  • 媒体や記事の方針

など各々の状況によって、使い分けていきましょう!

おわりに|漢字の「開く・閉じる」は本でも学べる

ひらがなにしておいたほうがいい漢字は、今回紹介したもの以外にもいくつかあります。

より詳しく知りたい方は『記者ハンドブック』に「漢字の開く・閉じる」が載っているので見てみるといいかもしれません。

(『記者ハンドブック』は、ライティングに本格的に取り組んでいる人はほぼ持っています)

ただ、記者ハンドブックを読まなくても、ライター初心者やこれから「文章がうまくなりたい!」という人は、まず今回紹介したものを意識するだけで、ぐっと読みやすい文章が書けるようになるはずです。

文章は、ひらがなにするだけで「柔らかくなる+親しみがある」印象が出てくるので、意識して文章力を上げていきましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA