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SEO対策って何から始めればいいの?
今回はそんな方に向けて、ブログだけでご飯を食べている現役ブロガー僕が、ブログ初心者が最低限やっておくべきSEO対策を9個まとめていきます。
SEO対策の根幹は丹精込めてサイト・記事を作ること
まずSEO対策の大前提は
- 丹精を込めてサイトをつくること記事を書くこと
です。
てきとーに作られた記事には熱量が込められていないので、読者にも刺さることはありません。
その結果、読者に満足されず、SEOでも上位に来づらくなります。
「魂は細部に宿る」とも言われますが、細かいところまで丁寧に作っていくことがめちゃくちゃ重要です。
これを踏まえて、SEO対策は大きく分けて次の3つに分類されます。
- 内部SEO:サイトの設定周り
- 外部SEO:拡散・広報活動
- コンテンツSEO:ライティング
今回は、すぐできる順番に「内部SEO→コンテンツSEO→外部SEO」の順にまとめていきます。
初心者向けSEO対策【内部SEO編4つ】
一口に内部SEOと言ってもかなりの施策があります。
基本的にはワードプレスの有料テーマを使っておけば問題ありません。
非公開: ブログ初心者におすすめのワードプレス有料テーマ3選!迷ったらこれを使おう!その上で初心者が+αでやっておきたい内部SEO施策はこちらです。
- SSL化する
- サイトマップを送信する
- 表示速度を速くする
- 内部リンクを入れる
SSL化する
セキュリティを強化させるために、SSL化設定をしましょう。
ブログURLの最初の部分が
- http → SSL化されていない
- https → SSL化されている
という感じです。
Googleも正式にSSL化を推奨しているので、もしまだやっていない方は必ず対応しておきましょう。
SSL化は使っているレンタルサーバーで簡単にできます。
サイトマップを送信する
サイトマップは、サイトの情報をGoogleに伝える役割があります。
サイトマップを送信することで、ブログの内容(サイトの構造)をGoogleに伝えることができます。
サイト構造をGoogleに伝えることで、Googleはブログを理解しやすくなり、
- 通常のクロール処理では見つけられないページを見つけやすくなる
- 新しいページ(記事)の存在を早く伝えることができる
などのメリットがあります。
ワードプレスでブログを作っている方は、
- 『XML Sitemaps』
というプラグインで簡単にサイトマップを作って送信できるので、また入れていない方はいれておきましょう。
表示速度を速くする
Googleで検索して記事を見ようと思ったときに、なかなか記事内容が表示されなかったときってありませんか?
そうなると、もう別の記事を見るようになりますよね。
実際にページの表示(読み込み)速度が3秒を超えると直帰率が急激に増えるというデータがあります。
Googleも公式に
遅いより早いほうがいい
と言っています。
なので、表示速度は2秒以下になるようにしていきましょう。
表示速度が遅くなる1番の原因が、
- 画像のサイズ
なので、画像の大きさには特に注意しましょう。
画像の圧縮は『Tiny PNG』のようなサイトや『EWWW Image Optimizer』のようなプラグインで対応できます。
サイトの表示速度は『PageSpeed Insights』でチェックできるので、全体評価が90以上になるようにしていきましょう。
内部リンクを入れる
読者満足度を高めるために
- 内部リンク(サイト内で記事同士を繋ぐリンク)
を入れることは重要です。
と言っても、むやみやたらにどの記事にも内部リンクを入れてはいけません。
内部リンクの入れ方はサイトによって異なるので、具体的には伝えるのは難しいのですが、
- 読者にとって必要と思われる部分に入れる
これを意識して内部リンクを入れていきましょう。
初心者向けSEO対策【コンテンツSEO編3つ】
SEOの根幹とも言えるのがコンテンツSEOです。
ブログ運営で“コンテンツ”と言ったら“記事“のことで、SEOも記事がなければ始まりません。
なので、記事制作の質を高めてSEOに繋がる施策を紹介します。
- タイトルと見出しに適切なキーワードを入れる
- メタディスクリプションを設定する
- 文章以外の手段も使って記事の完成度を高める
タイトルと見出しに適切なキーワードを入れる
SEOはキーワードありきです。
なので、タイトルと見出しに適切にキーワードを入れていく必要があります。
例えば、自分が「おすすめの野球漫画を知りたい」と思ったとします。
そういうときは「野球 漫画 おすすめ」などのキーワードで検索して、出てきた記事の中で
「野球漫画おすすめ10選」
みたいな記事を選びますよね。
これと同じことを逆からやっていくということです。
つまり、「野球 漫画 おすすめ」というキーワードで狙って記事を書くなら「野球漫画おすすめ10選」のようなタイトルを作っていけばOK。
その上で、見出しをこんな感じ↓で作っていきます。
大見出し(h2) | 超有名おすすめ野球漫画 |
中見出し(h3) | タッチ |
中見出し(h3) | ドカベン |
中見出し(h3) | キャプテン |
大見出し(h2) | おすすめ高校野球漫画 |
中見出し(h3) | ダイヤのA |
中見出し(h3) | あおい坂高校野球部 |
タイトルと見出しを作るときは
- 質問(キーワード)に対してちゃんと回答(タイトル・見出し)していくこと
これを根底においてつくっていきましょう。
文字数はこのあたりを目安につくっていきましょう。
- タイトル:30文字前後
- 見出し:10〜20文字前後
タイトルはGoogleの検索結果に表示される文字数が30文字前後のためです。
見出しはコンパクトに伝えやすい文字数が10〜20文字前後です。
メタディスクリプションを設定する
メタディスクリプションとは、Googleの検索結果のタイトル下に表示される文章のことです。
Googleで検索する人は、検索結果に出てきたタイトル以外に、メタディスクリプションを見てその記事を読むかどうか判断している人も少なくありません。
そういったときにメタディスクリプションをしっかり書けていないと、読まれなくなる可能性があります。
なので、メタディスクリプションはしっかり設定しておきましょう。
メタディスクリプションの文字数は80〜100文字前後がベターです。
文章以外の手段も使って記事の完成度を高める
記事はとにかく読者のことを最優先にしてつくることが大前提です。
そのためには、色々な手段を使って記事を丁寧に作り上げていくことが大切です。
文章だけ続いているのはあまりよくありません。
これはおそらく多くの読者が、小説のような文章を読みにきているわけではないからです。
なので、よりわかりやすく伝わるように
- 画像(図解)
- 表
- 箇条書き
- 動画
- 引用
- ボックス
- マーカー
- 吹き出し
など、あらゆる手段を使うようにしてみましょう。
読者ファーストを意識して記事が作られることによって、読者満足度が上がり(滞在時間が伸びるなど)、その結果SEOでも評価されて上位に表示されやすくなってきます。
初心者向けSEO対策【外部SEO編2つ】
SEO対策は内部施策とコンテンツの力以外にもやれることがあります。
それが外部SEOで、これは第3者からの評価を意味します。
具体的には次の2つが外部SEOの施策です。
- 被リンクを獲得する
- サイテーションを獲得する
被リンクを獲得する
被リンクとは、他サイトに自分のサイトのURLが掲載されることです。
この被リンク施策が超と言っても過言ではないくらい最重要な施策です。
しかし、だからこそ簡単にできるものではなく、海外のSEO会社などでは、被リンクを獲得したするための部署があると言われているほど。
それほど効果的なのが被リンク。
具体的な被リンク獲得戦略としては
- 寄稿(他サイトで記事を書いて、書いた人のプロフィールとして自分のサイトのURLを掲載してもらう)
- リンク営業(メールなどでリンク掲載依頼をする)
- インフォグラフィック(画像の使用許可をする代わりにリンク掲載してもらう)
などの方法があります。
他にも様々な方法がありますが、本質はリンクされるような質の高い記事・サイトをつくること。
誰もが書けないような価値が高い記事を書くことで、自然とリンクされる可能性が高くなります。
なので、初心者は、自然とリンクしてしまうような質が高くわかりやすい記事をつくっていきましょう。
サイテーションを獲得する
サイテーションは、自分のサイト名や記事が他のサイトで言及されることを言います。
例えば、僕のブログの場合は、『yuya note』と色んなメディアで言及されていれば、他者評価が高いとGoogleに認識されて、SEOにも効果が出てきます。
サイテーションも基本的には、被リンクのところで書いた内容と同じで、自然と言及したくなるくらい質が高く価値のあるメディアをつくっていくことが大切です。