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今回は、アート・美術系のおすすめ漫画を紹介していきます。
ブルーピリオド
『ブルーピリオド』は、有名美大への進学を目指すアート漫画です。
主人公の矢虎は、ちょっとヤンキー風だけど頭が良く、何でもそつなく器用にこなすタイプ。
しかし、その見た目とは裏腹に内心ではいつも不安を抱え、常に相手を第一優先に考え、自分に自信を持てずにいます。
これといった夢も目標もない。
そんな中で、友達の手伝いでたまたま行った美術室である絵を目にし、今まで感じたことのない感覚を覚えます。
そして、自分も絵を描いてみたいと思い描き始めると、瞬く間にのめり込み…
東大よりも入学が難しいと言われる、美大の最高峰・東京藝術大学への受験を決意することに。
今までなかったようなアート×受験×美大をテーマにした作品です。
たぶん普通に生きてたらほぼ関わることのない美大やアートのリアルな世界を見れて、めちゃくちゃ面白いです。
「アートをやる人は変わってる」みたいによく言われますが、まさにそれを体現したような、濃いキャラも登場してきます。
作者の山口つばささんが美大出身ということもあってか、作品中には実在するアートもかなり登場するので、その作品を見ているだけでも楽しいですね。
あと、グサッと刺さるようなキレのある言葉が出てくるのもこの作品の魅力のひとつです!
アルテ
『アルテ』は、中世ヨーロッパ・イタリアを舞台にしたアート漫画です。
主人公は、女性で画家を目指している貴族のアルテ。
貴族といっても裕福ではなく、このまま結婚してただ家の中で暮らす未来にも嫌気がさし、自分の力で生きていきたいと思い画家を目指します。
しかしこの時代、画家は男性の職業で、女性がなることは難しいとされていました。
そんな中でアルテは、なんとか画家になるためにある師匠の元に弟子入りし、男に負けじと果敢に色々なことに挑戦していきます。
結果、周囲の人にも少しずつ認められ始め、画家としての仕事も増えていき…
中世イタリアが舞台ということもあり、異国情緒が満載の作品ですね。
ローマ、ミラノ、フィレンツェ、ベネチアなど、イタリアの都市がいろいろ出てくるので、ちょっとした旅行気分も味わえます。
中世ヨーロッパの世界観が好きな方にはハマるはず!