【記事内に広告が含まれる場合があります】
この前小説を聴いてみました。
その時に使ったのがオーディオブック『audiobook.jp』です。
オーディオブックってちょっと高いイメージがあったんですけど、最近ではスマホでオーディオブック配信サービスという月額で安く使えるサービスがあることを知り、早速使ってみました。
ので感想を書いていきます!
『audiobook.jp』の感想レビュー
そもそもオーディオブックってなに?
まず、そもそもオーディオブックは何?って感じですよね、
オーディオブックとは“耳で聴く本”です。
Amazonでも『Audible』という同じようなサービスがありますね!
臨場感が凄い!
まず、言ってしまうと当たり前なんですけど、目で字を見るのと、耳で音を聴くのだと、同じ言葉を追って、想像するものですが、本当に全然違います。
小説を音で聴くと、まるで自分が物語の中にいるというような、臨場感があります!
これが紙の本やKindleでは味わえない大きな特徴のひとつ!
2回楽しめる!
もうひとつが、本を2回楽しめるということですかねー
まず紙の本やKindleで小説を読む。
そしてオーディオブックで小説を聴く。
みたいな感じで同じ本を2回楽しむ!
最高に上品な時間の過ごし方のですね〜
これでその本が、もし映画化とかドラマ化したら3回楽しめますね。
満員電車でもスキマ時間でも聴ける
オーディオブックはスマホとイヤホンさえあれば、いつでもどこでも聴けるので、通勤・通学とかのスキマ時間にいいですね!
使い方も、小説を聴くというだけじゃなくて、学習やビジネス書を聴くなど勉強目的で使ったり、落語や対談などを聴いて楽しむなど、色んな目的で使えると思います。
『教団X』あらすじ
ある2つの宗教組織の間で繰り広げられる物語。
主人公の楢崎は、ある女性を探すため
ある宗教組織に入信しようとします。
しかし、その組織はその想像していた
いわゆる教団というものとはやや異なるものであり
そこには探していた女性はいなかった。
そこで楢崎はその宗教組織の人に
探している女性の名を告げるが、誰も名を知らない。
そこで今度は彼女の写真を見せると、彼らの様子が明らかに変わる。
彼らは楢崎に別のカルト教団を紹介する。
そして、楢崎はその教団を訪ねることなるが…。
聴いたのは中村文則さんの代表作『教団X』です。
こうゆうの↓
やはりすごい。
最初にこの本を読んだときは、かなりの衝撃を受けました。
あと、色んなことが詰め込まれ過ぎていて正直混乱しました。
人間とは何か。世界とは何か。
宗教、量子論、宇宙、男女、性、お金、貧困、戦争、生死、、、and so on
みたいな感じで、ありとあらゆる領域や分野のことが1冊の本に詰め込まれていましたー
けど、オーディオブックで聴くと、普通に小説を読むより、よりエンターテイメント性が高まって耳から色んな言葉がすっと入ってくるので純粋に面白かったです。
20人のナレーター
そんなオーディオブックの『教団X』では、20人のナレーターが本の登場人物になりきって話を展開してくれます。
これがまたすごい、、!
プロの声優や俳優の方が朗読してくれているのでかなりの臨場感があります。
朗読で聴くと、本を読む以上に場面の光景がよりリアルに想像できたような気がします。
泣いてしまった。
最終章に松尾さんの妻、芳子さんが集会に集まった人々に語る場面があるんですけど、そのシーンと言葉に、恥ずかしながら泣いてしまいました。。
中村さんの小説のあとがきによく書かれている
『共に行きましょう。』
という言葉が、今回は芳子さんの言葉にありました。
最後に語られるこの言葉は、いつも心にぐっと迫ってくるものがありますね。
『教団X』のまとめ
てことで、すごいすごいばかり言っていますけど、ほんとにすごいです。
僕が最初この本を本屋で見たときに、表紙の不気味さとカルト教団の話だと聞いていたので、正直ちょっと取っ付きづらくて、だいぶ避けていたところがあったのですが、読んでみたらその気持ちは完全にどこかに消えました。
この本には、僕たちにとって本当に大切なことが、たくさん詰まっているように思います。
ちょっと好き嫌いが別れるかもですけど、もっと多くの人に広がればいいいなとおもいます。
『audiobook.jp』感想レビューまとめ
小説を聴くということは、今回が初めてでした。
けど、思っていた以上に良かったです。
朗読は約18時間もあって、最初は長すぎるなと思っていましたが、ただ単調で淡々とした読んでいるという感じではなくて、ナレーターの話す声の背後には音楽や交換音なども散りばめられていて楽しく聴けましたね〜
小説は読むのもいいですが、聴くのもアリですね!
ちょっとハマってしまいそうです。
じゃあまたー