会食恐怖症の治し方5ステップ!10年以上悩んできた僕が薬を使わず克服した方法を紹介します。

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「食べるのが怖い。。。」

こんな経験ありませんか?

この”食べるのが怖い”っていうのは「会食恐怖症」というんですけど、僕は10年くらい悩んでいました。

これは僕にとってほんとに大きいものだったので、今悩んでいる人の気持ちが痛いほどわかります。

会食恐怖って何かと不自由です。

なんでかっていうと、僕らが生活していく中で、“食べる”という行為は絶対についてくるものだから。

友達との飲み会だったり、先輩や上司との会食だったり、デートのときだったり、色んなとこでいちいち壁にぶつかる。

とにかく面倒だし、本当にイヤだ。。

ということで、いま会食恐怖で悩んでいる方の力に少しでもなれるよう書いていきますね!

会食恐怖症ってなに?

あまり知られていないことでもあると思うので、念のため。

会食恐怖症とは簡単に言うと、

誰かとご飯を一緒に食べるときに物凄く緊張して、食べ物が喉を通らなかったり、吐き気を感じたり、異常な汗をかいたりする

といったような症状ことです。

食べることが怖いとか意味わからんって人もいるかもですが、高所恐怖症とか閉所恐怖症とかと同じで、それの食べる版です。

僕が会食恐怖症になった経緯

僕が食べることに恐怖を感じ始めたのは小学生のときです。

そのきっかけが

「学校の給食で全部食べれるまで残された。」

という経験からです。

元々少食で早く食べれなかったのもあって、時間内に全部食べれないということが何回かありました。

【少食あるある】食が細い人にありがちな15のこと

それにプラスして、先生の方針で「残さず全部食べましょう」ということで、なぜか残すときは先生に残す理由を言わなくちゃいけませんでした。

このことがきっかけで食べるのがだんだん億劫になって、ほんとに毎回の給食が怖くてたまらなくなりました。

みんなは給食を楽しみにしているのに、僕は真逆のことを感じていたので当時はかなりきつかったですね。。

先生に残す許可をもらえて、なんとか残せたらとホッとするという、、なんともよくわからない毎日を送っていました。

いま思えばなんですが、強い意思を持って残すという選択をとればよかったなっておもいます。

けど、当時小さかった僕は小学校が自分の世界のほとんど全てで、先生に従わないということはなかなか難しかったので仕方なかったのかもしれません。

もしかしたらこの記事を読んでくれている人の中にも学校の給食が原因で食べるのが怖くなったという人はいるかもしれません。

実際に会食恐怖になったきっかけで一番多いのは「食べることを強要されたこと」で、6割以上にもなるみたいです。

会食恐怖は何かと不自由。

で、会食恐怖症って高所恐怖症とか、赤面恐怖症とか他の恐怖症と違って、日常生活でかなり影響が出るんですよね。

なんでかって言うと、僕らは生きていくのに常に『食べる』という行為が付いて回るから。

例えば、友達に遊びに誘われたときとか彼氏や彼女にデートの誘われたときに、だいたいは食事が付いてくる。

そこで会食恐怖の人は、

行きたいけど食事あるよな…。

となって、

ちょっと迷惑をかけるし、今日はやめとこ。

という選択をとることも少なくないと思います。

もし、行ったとしてもあまり食べれないので、相手に気を遣わせてしまったり。

また先輩や上司に誘われた場合は、奢ってもらってるのに食べれない。

となって次からは誘ってもらえなくなるかもしれません。

自分ではおいしく食べようと思ってるし、実際に食べたら美味しいんです。

けど、恐怖があるから食べ物の味はしないし、周りからの見え方的にも、残してる(しかもけっこうな量)ので、口に合わなかったのかなとか思われてしまいます。

という感じで、何かと周りの人に気を遣わせちゃうので不自由というか申し訳ない気持ちでいっぱいなんですよね。

会食恐怖症の治し方【ステップは5つ】

そんな感じで、今まさに会食恐怖を感じている人は、ほんとに一刻も早く治したいと思っていると思います。

ということで、僕が実際にやって治した方法を順番に書いていきますね。

その前に、まず前提として「無理をしない」ということが超重要です。

なので、荒療治的に一気にご飯を食べたり、緊張するところや人とご飯を食べるということはしないほうがいいかもです。

段階的に徐々に徐々にやっていけば全然OK!

小さい頃に自転車に乗れるようになったように、まずは補助輪をつけてそこから片方だけ外して、感覚をつかめてきたら、外すみたいなイメージでいきましょー!

1.気が許せる人と食べる

まずは、家族や友達のような気の許せる人とか、おじいちゃんおばあちゃんみたいな全然気を使わない人と食べてみます。

最初に「普通にしてれば食べれるんだ」という感覚を掴んでいきましょう。

もし、あまり気を許せる人がいないという方は、僕でよければ全然付き合うので、Twitter(@yuya_a114)でもインスタ(@yuyaroom)でも気兼ねなくご連絡ください!

2.簡単に食べれそうなものを食べる(量が決まってないものを食べる)

で、その時につまづいてしまいそうな人に試してみてほしいのが

簡単に食べれそうなものを食べる(量が決まっていないものを食べる)

ということです。

僕の場合、唐揚げとかハンバーグとかのお肉系や、ラーメンとか脂っこいものがきつかったので、さっぱりしていて簡単に食べれるものを選んでました。

例えば、そばとかサラダ系が食べやすかったですね。

あと食べるのが怖いときって、量が決まってる定食系が苦手という人がいると思うので、まずは量が決まってないものを選ぶといいです。

大人とかだったら居酒屋とかがお酒とか飲み物メインなのでいいですね。

あとは量を少なめにしたり、自分が食べやすいように工夫してみてください。

もちろん自分が食べやすいものとか食べやすいやり方でOKです!

3.少しずつ量を増やしていく(量が決まってるものを食べる)

そして次に、

少しずつ量を増やしていったり、食べづらいものに挑戦

していきましょう。

これも徐々にで全然OKです。

量が決まってる定食系がきついという人は、頑張って定食系に挑戦したり、量を増やしていってもいいかもですね!

4.新しい人と食べてみる(”食べれる”という感覚を掴む)

そんな感じで、なんとなく”食べれる”という感覚がつかめてきたら、新しい人と食べたりちょっと緊張する場所とかで食べてみましょう。

最初は、また変な感覚を感じたり、口に入らないとかあるかもしれませんが、大丈夫です。

全部食べれなくても全く問題ないので。

色々試してみましょう!

5.1~4を繰り返す

色々試してみて「いける!」っていう確信みたいのが掴めてきたらいい感じです。

基本的には1~4を繰り返していけばOKです。

元に戻りそうになっても全然大丈夫。

次に食べれるようになればいいので。

というか会食のときに全部食べなくちゃいけない!なんて決まりはないので、リラックスして、その時を楽しんじゃいましょう。

会話がメインで、食べることは補助とか考えてもいいですね!

会食恐怖症に効果的な3つの考え方

最後に僕が会食恐怖を感じていたときに、けっこう役にたっただった考え方を書いていきますね。

もしかしたらちょっと当たり前に聞こえるかもですけど、よかったら読んでみてください。

その①「残してもいい!」

まず1つ目は

「残してもいい!」

ということ。

もしかしたら会食恐怖を感じている人の中には、周囲のどうでもいい圧力だったり、作ってくれた人の気持ちを考えたりして

「全部食べないと!」

と思ってる人もいるかもしれません。

たしかに全部食べたほうが作った人は喜んでくれると思うし、周りの人にも気を使わせなくていいかもしれません。

でも。

そんなことは全然なくて。

気にしないで大丈夫!

全然残してもOKです!

その②「食べてもいい!」

逆に

「食べてもいい!」

んです。

食べ方とか全然気にしないで、自分が食べたいものを食べたい分だけ、食べちゃいましょー。

その③「数をこなす」

最後が「数をこなす」ことです。

頑張って外に出て食事をしてみましょう。

まずは一人からでも大丈夫です。

少ない量でいいので、「完食できた!」

という小さな成功体験をすること。

そしてそのあとは普通の量を食べる。

で、もう一人なら大丈夫だ!と思えてきたら思いきって誰かと食事に行ってみましょう。

最初はやっぱりきついかもしれません。

でも慣れてくれば余裕になってくるので!

おわりに|会食恐怖を治すのはゆっくりでも大丈夫!

ということで会食恐怖について色々書いてみましたが、少しでも役に立てば嬉しいです。

たぶん今真っ最中の人は相当きついと思います。

でもそんな焦らなくてOKです。

ゆっくりいきましょー。

一緒に治して、食べ歩きしたり、美味しいものとか食べにいきましょう!

あと、たまたまこの記事を読んで、初めて会食恐怖症って存在を知った方は、もし周りに会食恐怖症の人がいるなら、ぜひ優しくしてあげてください。

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