【記事内に広告が含まれる場合があります】
売上ないけど、サイトを売りたいと思うことってありますよね。
ただ、「売上がないと、なかなか売りづらいんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。
僕も最初は売れないと思っていたのですが、出してみたら意外と簡単に売れました。
なので、売上がないからと言って、絶対にサイトが売れないなんてことはありません。
ということで、今回は売上0円のサイトを売るコツや、売れないサイトの特徴などを体験談を踏まえつつまとめていきます。
売上0円でもサイトは売れる【体験談】
結論から言うと、売上がないサイトでも、サイトは売却できます。
僕が実際に売った売上0円のサイトがこちらです。
売却益 | 記事数 | PV数 | |
---|---|---|---|
サイトA | 68万円 | 230 | 約1.5万/月 |
サイトB | 22万円 | 64 | 約150/月 |
サイトC | 4.5万円 | 17 | ほぼ0 |
サイトD | 25万円 | 82 | 約150/月 |
サイトによって金額の差はありますが、うまくいくとそれなりの額で売却できます。
実際にサイト売買をしたときの話は、サイト売買体験談の記事にまとめています。
【M&A】サイト売買をやってみた感想&注意点!実際に使ったおすすめサービスも紹介売上0円で売れないサイトの特徴
ということで、売れるコツを書いていく前に、売れないサイトの特徴を書いていきますね。
① 需要がない
言うまでもないかもですが、需要がないと売れません。
言い換えると、「客観的に見て買う価値のあるサイトがあるか」と考えるといいかもしれないですね。
例えば、
- 一般人が書いた日々の備忘録
- 謎に挨拶をしているだけのブログ
- 空の写真を載せているだけのサイト
みたいなものに、需要がないのはイメージできますよね。
他には、そこそこ需要はあるけど、専門知識がいるような
- 工場部品の作り方
- カメレオンの飼い方
- 〇〇システムの開発方法
みたいなサイトも、運営が難しいので売りづらいです。
あとは、属人性が強く、特定の人がいないと運営が難しいようなサイトも売りづらいですね。
② クオリティが低い
クオリティが低いサイトも売りづらいです。
例えば
- 極端に文字数が少ない
- 文字以外の要素がない
- 日記のようなブログ
など。
買い手は、できるだけ「楽してサイトを伸ばしていきたい」「大きく手を加えなくても売上を上げたい」
今後いくら手を加えても、伸びていかなそうなサイトは買ってもらいづらいですね。
③ PVが極端に少ない
PVがないのもけっこうきついかもしれません。
サイトで収益を上げるには、人が集まってこないとどうしようもない場合が多いです。
なので、現時点で極端にPVが少ない場合は、もう少しPVを伸ばしてから売却したほうがよさそうですね。
もちろん
- PVの多さ = 収益の高さ
と直結するわけではないので、売り方をうまく工夫すれば、売れないことはありません。
売上0円のサイトを売る3つのコツ
では、売上が0でもサイトを売るためにはどうすればいいのか?
3つのポイントでまとめていきます。
基本的には、売主にメリットがある形を提示できれば、どんなやり方でもOKです。
① サイトの魅力を掘り下げる
まずは、自分のサイトの魅力・売りポイントを洗い出しましょう。
- 売上はないけど3万PVある
- PVはないけど記事数が200記事ある
- 今後需要が伸びてくるジャンル
- このサイトにしかない強み
- 他サイトとの差別化ポイント
など、買主にアピールできるようなポイントをピックアップしておきます。
ここは売るときの文章作成時に重要になってくるので、できるだけ深く掘り下げておきましょう。
② 売るタイミング・場所を吟味する
売るタイミングや売る場所も重要です。
売るタイミング
ファッションやグルメに旬やトレンドがあるように、サイトも売れやすいタイミングが存在します。
例えば、最近の話で言うと、仮想通貨やNFTがかなり盛り上がってきていましたよね。
こういったタイミングに仮想通貨やNFT関連のサイトを出すと、盛り上がっていない時期に比べて高く売れやすいです。
ちなみに、売れ残り感が出るのもあるので、一定期間売れなかったら、別の売買サイトで売り直すのもアリですね。
売る場所
サイトを売れるM&Aサービスは、20個近くあります。
どのサービスを使うかで、売れやすさや成約して手元に残る金額にけっこうな差が出てくるので、選び方は大事です。
特に手数料の高さは要チェックですね。
仮に100万円で売れたとして
- サービスA:手数料なしで、手元に残った金額が100万円
- サービスB:手数料15%+着手金で、手元に残った金額が80万円
みたいにけっこう差がでることもザラなので。
高く売りたいときのポイントは、このあたりを抑えておくと◎です。
- 着手金や売主手数料がゼロ
- 独占案件で登録する(非独占にすると手数料がかかる場合が多い)
- 移行サポートなどオプションサービスを使わない
ちなみに、僕がよく使っているサイトはこの2つです↓
③ 相手にメリットのある形で提示する
今回は売上0円のサイトを売ろうとしているのが前提なので、売り方が超重要になってきます。
買い手からすると、売上が出ていないサイトを買うのはリスクが大きいので、それを補完する以上のメリットを提示する必要があります。
ここが一番頭を使って工夫したいポイントですね。
一例を挙げると
- 売上はないけどPVは1年で1万→3万と順調に伸びてきている(集客はしやすい)
- Twitterフォロワーが5,000人いるのでSEOがダメになってもOK(リスクヘッジ)
- シンプルに広告を増やせば収益が上がる可能性がある
- 高単価案件(1万円以上)を扱っているので、今後伸びると大きな収益を見込める
- 被リンクなどSEO対策を強化すればさらなる流入を見込める
みたいな感じにできると、サイトの価値が高く感じられて、売れやすくなるかと思います。
あとは、売る理由を「サイトがうまくいかなかったから」ではなく「他事業に注力していて手が回っていないから」といった感じで、サイトの価値を下げないように上手く伝えられるともっといいですね。
あとは、文章を書くにあたってセールスライティングを身につけておくと、さらに文章に箔がついて売れやすくなるので、勉強しておくのをおすすめします。
非公開: ブログのセールスライティングに役立つ本おすすめ3冊【速効性あり】売上0円のサイトを売るときにおすすめのM&A売買サービス
サイトを売ろうと思っている方は、この2つのどちらかを使っておけば間違いないですね。
ラッコM&A
ラッコM&Aは、2021〜2023年の成約数がNo.1のサイトM&Aサービスです。
サイト登録時にGoogle Analyticsと連携できるので、事前にPV数などを集計するの手間が省けて楽です。
ラッコM&Aも売却手数料がかかりません。
必要あれば、サイト移行のサポートや弁護士へのチャット相談もできるので、サポートしてもらいながら手続きを進めたい方におすすめです。
サイトマ
サイトマは、日本初・完全お任せ型のサイト売却専門のサービスです。
成約率は、7年連続(2016年〜2022年)で成約率が90%以上。
- 価格交渉
- 契約書の作成
- サイト引っ越し
なども丸投げできるので、買い手との面倒なやり取りがありません。
サイト売買が初めての方には特に向いています。
UREBAは、上場企業のグループ会社フォーイットが運営する、サイトM&Aサービスです。
サイトの取り扱い件数が300件以上と他サービスに比べて多く、サイトが売れやすいのが特徴です。
独占案件であれば、売却手数料もかかりません。
2024年4月に『ラッコM&A』とも事業譲渡されました。